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暗中模索な日々

真っ暗闇に潜む夢想家の暗中模索な日記
食らえっ!ヌートリアンファランクス!!!
※これは本当に今日起きた出来事です



久々に女子に話しかけられました。

僕は普段通りに読書をしていました(養老先生のバカの壁)
ある子が、登校中に川でビーバーを見かけて
携帯に撮ったのを4~5人に見せ話のネタにしたようです。
「ほんとにビーバー?」的な会話が聞こえて、おもわずページをめくる指に力が入りました
孤独感を感じ始めた頃から危機管理能力と、予測能力異常に高くなっていて
ちょっとトイレに非難しようかと思いましたが、時既に遅し。
席を立とうとしたとき「なぁなぁ孤人君?これってビーバー?」と携帯の画面をこちらに向けている

大阪の淀川にビーバーなんぞ食料関係で住めるわけ無い
じゃあ何だ?と、もう一度携帯を見る、大体大きさは5~60cmといったところ
その画像と記憶を照合中に、口が勝手に開き「軍服の材料の毛皮か」と言ってました
一瞬自分でも混乱しましたが、その言葉でピーンときました
記憶が口と直結してペラペラと解説を始めたのです

「ああ思い出した、これは『ヌートリア』っていう齧歯目・・・ビーバーもといネズミなんかの仲間でね、たしか戦時中・・・1930年から1930年代後半あたりに南アメリカから毛皮を取るために連れて来られたんだ、丈夫で繁殖力も高く、主に軍服に使う上質な毛皮として活用されてたんだけど、戦争が終わってからは毛皮の価値というか需要が激減して・・・わかるよね?」


「え!?あ、ううん・・」

「で、捨てられたヌートリアが淀川に住み着いて、世代を超えて今君がこうして携帯にとることができたんだ。オカンの実家がある岡山では、稲を食い荒らす害獣としてかなりの数が毎年捕殺されてるんだけど、一向に数が減らないんだ。あんまり好きじゃない言葉だけど、可哀想だよね、人間の都合で日本に連れて来られて、毛皮のために殺されて、要らなくなったら捨てられて、生きるために草を食べたら『人の食べ物だ』と殺されて・・・ああごめんヌートリアの説明は終わり。」

「あ、うん、ありがと。。。」

グループが冷え切っておりました。普段喋らない奴がこんなにも語るとは思わなかったのでしょう
たった数秒の会話の無い状態に耐えれなくなった女子の一人が
「さっすが生物部!」というと
「ほ、ほんとだね~」と、居心地の良い(僕にとって)空気を乱し始めたのです。まったく・・・


ヌートリアってよく見ると可愛いですよ。
齧歯目のデカイ奴は間の抜けたような表情で癒しを与えてくれるみたいです
それにしても、今年の春に調べた淀川の外来生物を覚えてて役に立つとは・・・
帰宅部じゃなくてよかった。
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